手紙    *東野圭吾*

2010年2月15日


今更。。ってのが最適な表現かと
友人から面白いから読めと薦められて久しぶりに読んだ小説です。
映画化もされたロングヒットの名作ですので
上記の様に何を今更って声が聞こえてきそうです。。
内容は知っての通りですが、犯罪を犯すと言うのは
幾重にも連鎖してまわりの人間関係を壊して行く
のが本当に怖いですね。
この小説を読んで足利*冤罪*事件をふりかえると
本当に悲惨ですね。菅家さんの心中は常人では
はかり知れないと思います。。。
それともう一つの被害者、菅家さんのご家族。。
小説とオーバーラップしてみると言葉も見つからないです。
犯罪者とその肉親者の社会的処罰。
冤罪と犯罪は紙一重という事実。
考えさせられる小説でした。。。

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